【機能】
皮膚と密接な関係のあるビタミン。アトピー性皮膚炎の治療薬にも。
【性質】
水溶性
【一日の摂取基準量】
成人男性:45μg/成人女性:45μg/上限:-
(概要)
糖新生という、体内でブドウ糖を再生するサイクルに補酵素として関わっているのがビオチンです。
糖質は脳の唯一の栄養源であるだけに、不足すると、疲労感、脱力感を感じるようになります。
食欲がない時に、ビオチンを含む食品を食べるとエネルギー補給ができます。
また、皮膚や爪と密接な関係があり、アトピー性皮膚炎治療にも使用され、ネイルアートの業界でも、爪を美しくできると、注目されています。
特に、肌トラブルにはビオチンが有効。
ビオチンの化学名「ビタミンH」は、ドイツ語の「皮膚」を意味する単語「Haut」の頭文字からきているほどです。
さらに、最近では、アレルギー物質・ヒスタミンの元となるヒスチジンを除去する効果もあると言われています。
ビオチンが不足すると、皮膚炎や結膜炎が発症したり、爪がボロボロに、白髪や抜け毛が多くなったりします。
【こんな人におススメ!】
□爪がもろくなった
ビオチンには爪を丈夫にする働きがあります。
不足すると、爪が割れやすくなるなどの症状が出ます。
□何をするにも力が入らず、だるく感じる
糖分を体内で無駄なく使うために働くビオチン。
脳に糖質がいかない場合、脱力感を感じることもあります。
□抜け毛が気になる
ビオチンは、髪を健康に保つために必要なビタミン。
不足すると、抜け毛や白髪になりやすくなります。
□肌がくすんできた
健康的な肌を保つために必要なビオチン。
湿疹や肌のくすみは、体内でビオチンの量が不足しているあらわれです。
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