プロテインとは、たんぱく質のこと。たんぱく質の英語名です。
一般的にプロテインと言えば、たんぱく質の摂取により筋肉の同化作用を促すためのスポーツ用サプリメント(栄養補助食品)を指します。
人の体は5万種類のたんぱく質があり、最大20種類のアミノ酸で構成されています。
アミノ酸の構成によってタンパク質の性質が異なります。
人間の体内で生成されないもの、つまり食品などから摂らなければならないものを必須アミノ酸と言います。
必須アミノ酸は全部で9種類あります。
<必須アミノ酸>
バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニンの9種類
プロテインは、たんぱく質の原料により、動物性と植物性のものがあります。
植物性プロテインの代表が大豆タンパク、ソイプロテイン(大豆)です。
その名の通り大豆からできるタンパク質で、必須アミノ酸がほぼ含まれています。
大豆タンパクは免疫力の維持、コレステロールの低下や動脈硬化に効果があるとされています。
動物性プロテインの代表が乳清タンパクです。他にエッグプロテイン(卵)もあります。
乳清タンパクはカゼインプロテインまたはホエイプロテインとも呼ばれます。
乳清タンパクには必須アミノ酸がすべて含まれていて、吸収率も優れています。
乳清タンパクは免疫力の向上に役立ち、抗酸化物質を増加させる働きもあります。
筋肉も骨も肌も原料は、プロテイン(たんぱく質)。
1日体重1kgあたり、1gのプロテインが必要とされています(筋肥大をを目指す場合は、その1.5倍~2倍が必要)。
プロテインを摂る時は、運動する1~2時間前、または運動後1時間くらいが最も効果的です。
逆にプロテインだけを摂取して運動を併用しなければ、余ったプロテインは体脂肪になったり、腎臓に蓄えられたりするだけなので注意が必要です。
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