三大栄養素は、糖質、脂質、タンパク質の3種類の栄養素。
私たちの体の根幹をなす栄養素です。
脂質といえば、油。
人間の体の60兆個もの細胞を形作る膜は、脂質が材料となっています。
脂質は人間の体の大事なエネルギー源となる他、丸みのある美しいボディラインを作るのにも必要です。
糖質は、脳のたったひとつの栄養素です。
脳に栄養素である糖分が行き届かなくなったら、真っ直ぐに歩くこともままなりません。
そして、タンパク質は、人間の体の材料となる栄養素。
約20種類のアミノ酸が組み合わさってできています。
そのひとつでも欠ければ、体を作るタンパク質になることはできません。
肉は、タンパク質形成に必要なアミノ酸がすべて含まれていますが、大豆の場合は、部分的に含まれているだけ。
肉や油はよくない、と言われますが、これは量の問題です。
自分が食べたいと思う量と体が求めている量が異なるのです。
肉が好きだから、と毎日肉ばかり食べ続けていると、体は過剰な栄養素を処理しなくてはならなくなり、負担を感じてしまいます。
それが、病気につながる原因となることもあるのです。
油っこいものばかりや、甘いものばかり、という場合も同じです。
三大栄養素は体に不可欠な栄養素ですが、適切な量を摂取しなくては、かえって体に害をもたらすことになります。
肉をたくさん食べた翌日は肉料理は控える、油っこいものとは野菜と一緒に食べるというふうに、意識的にバランスのとれた食生活を心がけることで、体もすっきりと快適な暮らしにつながるのです。
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