【機能】
不足すると、赤血球が減少、貧血になる恐れもある。
【性質】
水溶性
【一日の摂取基準量】
成人男性:2.4μg/成人女性:2.4μg/上限:60μg
(概要)
遺伝物質である核酸のDNAを生成する葉酸を助け、細胞分裂を促したり、脳の中枢神経や末梢神経の機能を正常に保つのが、ビタミンB12です。
不足すると物忘れがひどくなることがあります。
認知症の患者は、脳内のビタミンB12濃度が低いことが分かっています。
また、肩こりや腰痛には末梢神経が関係しているため、ビタミンB12には、肩こりや腰痛の痛み軽減の効果があります。
葉酸を助け、赤血球の生成を促すのもビタミンB12の役割です。
葉酸とビタミンB12は、それゆえに、「造血ビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンB12が不足すると、赤血球になる前の細胞・赤芽球が肥大化したり数が減ったりして、正常に機能しなくなります。
すると、赤血球が減少し、動機や息切れ、貧血につながります。
貧血といえば、鉄分不足とよく言われていますが、実は、葉酸やビタミンB16不足で起こる症状なのです。
【こんな人におススメ!】
□貧血気味である
赤血球の生成は、ビタミンB12の重要な役割。
不足すると、生成がうまくいかず、貧血になります。
□なかなか眠れない
ビタミンB12は、脳の中枢神経に働くため、不足すると、不眠の症状があらわれます。
□肉や魚が嫌い
ビタミンB12は、肉や魚といった動物性食品にしか含まれていません。
サプリメントなどで意識して補給する必要があります。
□肩こりである
ビタミンB12は、肩こりの原因のひとつである末梢神経に働きかけるので、不足していると不調を感じることもあります。
□物忘れが気になる
認知症の患者の多くは脳内のビタミンB12濃度が低いことが分かっています。
ビタミンB12不足になると物忘れがひどくなることがあります。
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