【機能】
ストレスからあなたを守るビタミン
【性質】
水溶性
【一日の摂取基準量】
成人男性:6mg/成人女性:5mg/上限:-
(概要)
糖質、脂質、タンパク質がエネルギーに変わる際に必要な補酵素、コエンザイムAの材料となるのが、パトテン酸です。
消化に必要な140もの酵素は、コエンザイムAなしでは働くことができません。
パトテン酸は体内でエネルギーを生み出すベースなのです。
また、パトテン酸は、抗ストレスホルモンである副腎皮質ホルモンの産出を促進させる働きがあることから、別名・抗ストレスビタミンとも呼ばれます。
抗ストレスホルモンは人がストレスを感じると分泌され、血糖値を上げるなどの防御体制を整えます。
さらに、パトテン酸は善玉コレステロールを増やす役割もあり、生活習慣病から体を守ってくれます。
不足すると、エネルギーが作られなくなるため、栄養素が滞り、疲れやすくなります。
また、新陳代謝がうまくいかず、肌荒れやパサパサの髪になるなどの影響も出てきます。
パトテンという言葉は、ギリシア語で「広くいたるところにある」の意。
その名の通り、実にさまざまな食品に含まれ、しかも腸内で細菌に合成されているので、
不足するこはほとんどありません。
【こんな人におススメ!】
□なんだか疲れやすい
体内でエネルギーを作るために必要なパトテン酸。不足すると、エネルギーがうまく作れません。
□ストレスを感じる
パトテン酸は、体内でストレスと戦う副腎皮質ホルモンの生成を促します。
□肌が荒れている
パトテン酸は、美肌のために欠かせない、ビタミンCと一緒に働きます。
□お酒、コーヒーをよく飲む
パトテン酸は、アルコールやコーヒーの代謝に関わっています。
よく飲む人はそれだけ多くパトテン酸を消費することになります。
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