【機能】
ヘモグロビンに関わりを持つ。不足すると貧血を引き起こす。
【性質】
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【一日の摂取基準量】
成人男性:0.8mg/成人女性:0.7mg/上限:10mg
(概要)
銅は体内に100~150mgほど存在する金属元素。
赤血球中のヘモグロビンという色素が鉄から作られるときに重要な役割を果たします。
鉄が体内に十分な量あっても、銅がなければ貧血が起こります。
また、銅は多くの酵素の成分となり、骨や血管を作るコラーゲンやエラスチンといったたんぱく質の合成に関与し、動脈硬化や骨粗鬆症を防ぎます。
さらに、紫外線から体を守るためのメラニン色素を作るときに必要なチロシナーゼという酵素の合成にも関わります。
活性酸素を防ぐスーパーオキシドジムスターゼの生成にも必要です。
銅が不足すると、貧血が起こる他、毛髪のつやが失われたり、白血球が減少したり、骨の異常が引き起こされたりします。
過剰摂取のリスクはないと言われていますが、銅製の調理具を使用すると銅が溶け出して過剰摂取になる場合もあります。
【こんな人におススメ!】
□貧血気味である
銅は鉄をサポートし、鉄とヘモグロビンを結びつける働きをします。
そのため、鉄があっても銅がなければ、血液の生成がうまくいかず、貧血になってしまいます。
□老化が気になる
銅は、コラーゲンやエラスチンといった、血管や骨を丈夫にする成分をつくる際に働き、動脈硬化や骨粗鬆症を防ぎます。また、活性酸素を防ぐスーパーオキシドジムスターゼの生成にも関わります。
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