【機能】
カルシウムの活躍に不可欠のミネラル。
【性質】
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【一日の摂取基準量】
成人男性:340~370mg/成人女性:270~280mg/上限:-
(概要)
カルシウムやリンとともに骨や歯の強化を促しているのがマグネシウムです。
体内にある60%ほどは骨に含まれ、残りは肝臓や血液、それに筋肉中でタンパク質と結合した形で存在しています。
300種類以上の酵素の働きをサポートすると同時に、神経の興奮を抑えたり、筋肉の働きを正常に保ったり、新陳代謝をスムーズにしたりします。
また、血圧を正常にしたり、体温調整に関わったりと、その働きは多岐にわたっています。
マグネシウムとカルシウムの体内での割合は1対2ほどがよいとされています。
マグネシウムが不足すると、筋肉痛が起こる他、心筋がうまく動かなくなり、心疾患を起こしやすくなります。
精神的にもイライラが募るなど、不安的になります。
アルコールを多く摂取する人は不足しがちです。
魚介類や海藻類、種実類に豊富に含まれており、和食を食べていれば十分な摂取ができます。
体内に吸収されるマグネシウムの量は、腸が調整していますが、多すぎると、下痢を起こしてしまいます。
マグネシウムは下剤にも使われているほどです。
【こんな人におススメ!】
□カルシウムのサプリメントを飲んでいる
マグネシウムは体内でカルシウム濃度を調整しているため、カルシウムを多く摂ると、マグネシウムが不足します。
□ストレスを感じる
マグネシウムが不足すると、カルシウムとのバランスが崩れ、精神的に不安定な状態となります。
□疲れやすい
マグネシウムは、疲労を取り除くビタミンB1をサポートするので、不足すると、疲れがたまりやすくなります。
□筋肉痛が起こる
マグネシウムは、筋肉をスムーズに動かすのに欠かせないミネラル。
それだけに、不足すると、筋肉痛や震え、痙攣などが起こります。
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