【機能】
カルシウムとともに骨の主成分になる他、広範囲の働きをしている。
【性質】
水溶性
【一日の摂取基準量】
成人男性:1,050mg/成人女性:900mg/上限:3,500mg
(概要)
体内にあるミネラルで一番多いのがカルシウム、そして2番目がリンです。
体の中にあるリンの約80%はカルシウムと結合してリン酸カルシウムとなり、骨や歯の主成分になっています。
残りのリンは、糖質や脂質、タンパク質からエネルギーを作る他、細胞を作る材料となったり、体内のpHバランスを整え、脳や神経が正常に働くように機能します。
その広範囲にわたる働きゆえに、人にとって欠かすことのできないミネラルなのです。
不足すると、骨軟化症や疲労感の原因になります。
ただし、リンは、インスタント食品やコンビに弁当など、実にさまざまな食品に添加物として含まれているため、
不足することはまずありません。
逆に摂取し過ぎに注意。
カルシウムとリンは一定のバランスのもとに存在しています。
リンが過剰に摂取されると、骨のカルシウムを溶かし、血中のバランスをとろうとします。そのため、骨が弱くなってしまいます。
腎機能の低下を招くこともあります。
添加物が入った食品ばかり食べるのは注意が必要です。
【こんな人におススメ!】
□骨や歯が弱い
リンはカルシウムとともに骨や歯の材料となります。
□疲れやすい
リンは、糖質、脂質からエネルギーを作り出します。
不足すると、疲労感につながります。
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