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ススムのサラリーマン人生最高でーす!!/読書のススメ

ジュウル・ルナアル

幸福とは、幸福を探すことである。

(2010年12月26日 日曜日)

『平凡物語』 ゴンチャロフ作

人間の考えも、言葉も、事業も、すべてが砂の上に打ち立てられているのです。
今日は一つの目的に向かって走り、せかせかと突き飛ばし合い、卑劣なことをやり、おべっかをつかい、卑屈になり、落とし穴を掘るかと思うと、明日はもう昨日のことを忘れて、別な目的に向かって走るのです。今日一つのことに感嘆するかと思うと、明日は悪口を言うのです。今日は熱を上げて、優しくし、明日はもう冷たくなるのです……いやいや! 人生は見るも恐ろしく、いまわしいのです! それなのに人間どもときたら!……
『平凡物語』(下)岩波文庫P47

僕は魂の安静と眠りより他には、何も望まず、求めていません。僕は人生の空虚さと、みすぼらしさを残り無く味わってきて、腹の底から人生を軽蔑しています。生きて物を考えた者は、腹の底で人間を軽蔑しないではおれません。僕は、活動も、奔走も、心配も、慰安も、すっかり飽き飽きしました。僕は何一つ手に入れようとも、探そうとも思いません。僕は目的を持ちません。なぜなら、自分が迷って、手に入れようとするものは、何から何まで幻だと覚っているからです。
『平凡物語』(下)岩波文庫P261

幸福というものは幻想と、希望と、人間への信頼と、自信と、それから愛と友情から出来ているのです……
『平凡物語』(下)岩波文庫P272

(2010年11月13日 土曜日)

風見鶏がまわるよ、あの日のように(寺山修二)

「真実の最大の敵は、事実だよ」(ドン・キホーテ)
「もし、世界を爆発させようとするなら、簡単だ。両目を閉じるだけでよい」(オクタビオ・パス)
寺山修二の文には、奇想と名言に溢れている。
常識に凝り固まった脳をほぐそうと思うとき、私はいつも、寺山修二の本を取り出して読む。

(2010年2月20日 土曜日)

数学でわかる100のこと_いつも隣の列のほうが早く進むわけ (単行本)

数学でわかる100のこと_いつも隣の列のほうが早く進むわけ (単行本) 』読了。
数学に精通していないと分かりづらい数式もときどきでてくるが、全体として身近な話題ばかりなので、難解な部分を読み飛ばしても非常に興味深く読める。
内容は、例えば、
あやしい仕事(モンキー・ビジネス)」(→本ブログで一部引用「でたらめにタイプしてシャイクスピアの作品を作る」)
誕生日おめでとう」(→本ブログで一部引用「集団の中で同じ誕生日の2人がいる確率が50%以上になるのは…」)
言葉の手品」(→本ブログで一部引用「【クイズ】残りの1ポンドはどうなった?」)
無から有を生み出す」(→本ブログで一部引用「奇妙な図形」)
読心術」(→本ブログで一部引用「読心術」)
同語反復(トートロジー)の問題」(→本ブログで一部引用「生死に関わる問題…」)
など。
他にも、
「投資とタイムトラベラー」
「お金を倍にしよう」
「宝くじを当てよう」
「本当に奇妙きてれつなサッカーの試合」
「どうして豹にまだらがついたのか」
「宇宙の折り紙」

など興味深いタイトルの数々。
特に「本当に奇妙きてれつなサッカーの試合」は傑作です。

(2009年8月27日 木曜日)

変な学術研究 1 (1)

変な学術研究 1 (1) (ハヤカワ文庫 NF 320)/エドゥアール・ロネ

ある日私が、けたたましい目覚まし時計の音で夢の世界からの強制的に
うつつの世界へと呼び戻され、重い足取りでリビングにくだり、フロアーに胡坐をかいて、しばしけだるい気分に沈んでいると、目の前の木のローテーブルにそれはあった。

『変な学術研究Ⅰ』

目次には、
「ペンギンは空を見上げて転ぶのか」
「毛深くなくてよかった」
「叫ぶ冷蔵庫」
「キリンはくさい」
「ブラジャーの科学」

など、興味深いタイトルの数々!
それからその本を手に自室にこもり、猛然と読み進めた。
特に興味引かれたのは、「失業感染症」。
スウェーデンの研究者が失業者の調査を行った結果
失業は「感染する」のだそうだ!
今度から失業者には近づかないようにしようと思ったが、
その時点で私自身がすでに失業者であった。
むしろうつさないように気をつけねばなるまい!
それと、「左利きは短命」というのも非常に興味深い。
左利きの人は「災害(sinister)」に逢いやすいというのだ。
「災害(sinister)」という言葉の由来となったラテン語「sinister」が「左」という意味というから、その不気味な
符合に驚く。
私は左利きのほうがかっこいいのではないかという理由から右利きから左利きに矯正しようとしていた時期もあったが、自らの命を縮めようとしていたことになる。
あぶない、あぶない。
内容が面白いことはもちろんだが、何より、筆者エドゥアール・ロネ氏の語り口がウィットとユーモアに富んでいて面白い。笑える。
読めば必ず話の種になる思わずにやりとほくそ笑む。
ぜひご一読あれ!
それが読み終わったら、続編『変な学術研究Ⅱ』もどうぞ。

(2009年8月15日 土曜日)
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